インプロ(即興演劇)
ディバイジング(集団創作)

□インプロ(即興演劇)□
あのロビン・ウィリアムスやジム・キャリーが演劇修行のために勉強したという「インプロ」。
あのマイクロソフトやスターバックス、ピクサー(ファインディング・ニモやモンスターズ・インクを作った映画会社)などで研修としてとり入れられている「インプロ」。
俳優の訓練だけでなく、コミュニケーション・スキル、問題解決能力、チームワークなどを高めることができるすぐれもの。
気軽な遊び的なものから、高度なエンターテイメント的なものまで、いろいろな形があります。
『LET』では、この「インプロ」を中心にさまざまなエクササイズを行います。

□ディバイジング(集団創作)□
ストレートプレイは言うに及ばず、群読、マイム、ダンス、歌、ラップ、コント、スローモーション、ストップモーション、楽器、照明、BGMなどいろいろな方法をみんなで話し合いながら工夫して組み合わせて、短い舞台作品を創作します。
自分たちのからだ、こえ、ことばを駆使して、そしてそれをグループで混ぜ合わせて生まれる多彩な表現に触れることは、演劇ワークショップの醍醐味といえます。


■相互作用■
こんな魔法のような薬があります。
アーティストの創作の質を高めたり、スポーツ選手のプレーの質を高めたり、人の顔やスタイルを磨いたり、感覚を研ぎ澄ませたり、アイデアをひらめかせたり、活力を上げたり、思考を明晰にしたりする薬。
ひとの目。
付け加えると、ひとの共感、理解や期待や応援、あるいは摩擦や競争意識。
毒と薬は紙一重。ひとの目は羞恥心や恐怖心を引き起こしたり、不要な緊張をもたらせたりもします。
ならば薬として利用してくれようじゃないかと。お互いに。そんな「場」づくりを目指します。

■ヘウレーカ■
ひらめくひらめく。ひらめきまくる。
アイデアの生み出し方がけっこうわかってきます。演劇ワークショップのノウハウはクリエイティブな仕事や会議などにも応用されるほど。
アイデアはもともとどこかにあった要素の「新しい」組み合わせ。想像を遊ばせるエクササイズをきっかけにして生まれるアイデアの数々に、自分でびっくりすることも。
有名なエピソードで、りんごが落ちたときや風呂のお湯があふれたときにひらめいた、というのがありますが、今後の偉人伝にはりんごや風呂とならんで「ワークショップしててひらめいた」というのもきっと出てくることでしょう。

■ちからを引き出す■
料理では素材があらかじめもっている味を充分に引き出すことが大事なように、ワークショップでは参加者があらかじめ持っているものを引き出すことを大事にします。
参加者の知らない何かを誰かから教えてもらう、というものではなくむしろ、参加者がすでに知っていることに気付くための過程と言えます。
ファシリテーション、と呼ばれる作業です。ファシルfacilの語源はフランス語で「easy」の意。ファシリテーションとは「easyにすること」、「容易にする」「促進する」「円滑にする」等を意味します。

レファレンス

このサイトやワークショップを作るための参考にさせていただいた書籍や引用元です。

インプロゲーム 身体表現の即興ワークショップ(絹川友梨著 晩成書房 2002年)
多くのエクササイズ、インプロの歴史、インプロ哲学、みんな載ってます。
参加型ワークショップ入門(ロバート・チェンバース著 野田直人訳 明石書店 2004年)
だれかが学んだり変化したりするのを助けようとするすべての人のための本。
ワークショップ 新しい学びと創造の場(中野民夫著 岩波新書 2001年)
参加体験型・双方向性を特徴とする、この学びと創造のスタイルの可能性とは。
エミール(ルソー著 今野一雄訳 岩波書店 1962年 上・中・下全三巻)
「20年間の省察と3年間の仕事を必要とした著作」(ルソー)。ファシリテーター必読の書かも。
Impro for storytellers(Keith Johnstone)
洋書。邦訳待ってます。
知識から理解へ-新しい「学び」と授業のために(守屋慶子著 新曜社 2000年)
>理解したいものが何であれ、私たちの理解は、人とのやりとりなしでは展開しない。
原初生命体としての人間(野口三千三著 岩波現代文庫 2003年)
>すべてのものやことにおいて、自分が大事に大事に触れない限り、けっして新鮮さや豊かさや深い味わいは生まれてこない。
思想する「からだ」(竹内敏晴著 晶文社 2001年)
本当のコミュニケーションとは。
身体感覚を取り戻す-腰・ハラ文化の再生(斎藤孝著 NHKブックス 2000年)
カラダに今何が起きているのか。
エンカウンター・グループ(カール・ロジャーズ著 畠瀬稔/直子訳 創元社 1982年)
グループ(ワークショップ)は20世紀の画期的な社会的発明、とロジャーズ博士。
考える練習をしよう(マリリン・バーンズ著 左京久代訳 晶文社 1985年)
先入観をブチこわせ! センスをみがくんだ。コツを覚えよう。
コーチング・バイブル(L・ウィットワース他 東洋経済2002年)
はじめのコーチング(ジョン・ウィットモア著 清川幸美訳 SBパブリッシング 2003年)
コーチング・マネジメント(伊藤守著 ディスカヴァー 2002年)
コーチングが人を活かす(鈴木善幸著 ディスカヴァー 2000年)
コーチングもファシリテーションも「引き出す」コミュニケーション手法なのです。
マイム 演劇の基礎レッスン(小谷野洋子著 晩成書房 1991年)
ルコックシステム。マスクやクラウンのことも。
授業入門(斎藤喜博著 国土社 1990年)
戦後の教師たちの実践記録のなかでも、筆頭に位置付けられるべき名著。
授業の腕をあげる法則(向山洋一著 明治図書 1985年)
授業もワークショップも、しくみは同じ。
日本教育技術方法体系(向山洋一・TOSS編 明治図書 2001年)
体系。積み重なってます。
小学校国語の学習ゲーム集(上篠晴夫ほか編著 学事出版)
各教科や授業導入のミニゲームなども。よく練られている学習ゲームシリーズ。
演劇入門(平田オリザ 講談社現代新書 1998年)
演劇を実際に創る人以外でも、世界や人間について多くの発見が。
メタスキル(エイミー・ミンデル著  佐藤和子/諸富祥彦訳 コスモスライブラリー 2001年)
プロセス指向心理学の本だけど、インプロやコーチングの人にもびっくりするくらい参考に。
暮らしの哲学(ロジェ・ポル・ドロワ著 工藤妙子訳 ソニーマガジンズ 2002年)
日常の中の冒険。ひとりで手軽にできるワークショップみたいなもの101。
100の指令(日比野克彦著 朝日出版社 2003年)
こちらもひとりワークショップ的アイデア。ヴィレッジヴァンガードで見つけました。
The VOICE of the MIND
(E・ハーバート・チェザリー著 森下弓子訳 アップフロントブックス 2001年)
ベル・カント唱法(コーネリウス・L・リード著 渡部東吾訳 音楽之友社 1987年)
「からだ」と「ことば」のレッスン(竹内敏晴著 講談社現代文庫 1990年)
発声、歌唱に。
稽古の言葉(大野一雄著 フィルムアート社 1997年)
「あらゆる空間を魂に全部繋いで」など。大野一雄の言葉をアフォリズム形式にまとめてあります。
禅的生活(玄侑宗久著 筑摩書房 2003年)
いま・ここ、を充実させるためのいろんな智慧。
アイデアのつくり方(ジェームス・W・ヤング著 今井茂雄訳 TBSブリタニカ 1988年)
アイデアのヒント(ジャック・フォスター著 青島淑子訳 TBSブリタニカ 2003年)
考具(加藤昌治著 TBSブリタニカ 2003年)
はじめて考えるときのように(野矢茂樹著 PHP研究所 2001年)
わかりやすくて役に立つアイデアの本。
芙二三枝子のダンス・セラピー(芙二三枝子著 大修館書店 1998年)
感覚を目覚めさせるエクササイズ
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